毎年6月に嫁さんといっしょに人間ドックを受けています。今年も受けてきました。
今回の結果が出るのはもう少し先ですが、例年は血液検査の値は概ね正常範囲内で、HDLコレステロールが正常範囲を少し超えるくらいです。ただ、内視鏡検査やエコー検査ではいろいろ所見がつきます。列挙すると、
大動脈蛇行
萎縮性胃炎
びらん性胃炎
食道裂孔ヘルニア
脂肪肝
左腎嚢胞(6mm)
胆嚢ポリープ(3mm)
このなかで気になるのは「萎縮性胃炎」と「びらん性胃炎」です。ピロリ菌の除菌をした後もいっこうに胃の粘膜の状態が改善しなくて、将来的に胃癌のリスクがあると感じています。まあ、毎年きちんと胃の内視鏡検査を受けていれば、もし胃癌ができても早期に発見できるでしょうが……。
あと、脳ドックは一度受けて特に異常がなかったので、今度は心筋梗塞などによる突然死のリスクを調べるために心臓ドックを受けてみたいと思っています。
なお、日本人間ドック学会からのプレスリリース「新たな健診の基本検査の基準範囲」を受けて、『「健康」基準、緩めます 血圧・肥満度など、学会見直し』(朝日新聞→こちら)といった報道がされて話題になりました。でも、どうやら「基準範囲」というのは、人間ドックの「正常範囲」とは別の概念のようで、この報道は事実誤認だったようです。話がややこしくて、何が正しいのかよく分かりませんが……。でも、正常範囲を緩和すると薬の売上にダイレクトに影響するので、製薬会社がそんなことを簡単に許すはずがないと思っていました。
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