門前仲町にある自家焙煎のお店カフェ・デザール ピコに初めて行ったのは、自分が焙煎を始めたばかりの2008年頃だったと思います。店の奥のガラスで仕切られた部屋に焙煎機が設置されていて、清潔感のあるとてもセンスのいいお店です。珈琲の産地に寄り添う姿勢もすばらしいと思います。
メニューには写真入りで産地の農場の紹介などが載っています。どれを飲むか選ぶときの参考になり、さらにそれ以上にとても勉強になります。まずは、エチオピア イルガチェフェを。イルガチェフェは地名です。ウォッシュドとナチュラルがあるので、ナチュラルを選べました。
エチオピア イルガチェフ ゲデブ ナチュラル 。シティローストなので、しっかりとしたボディがあります。大振りなカップになみなみと入れてくれるのもいいです。
2杯目は希少な「ゲイシャ」を。「ゲイシャ」は日本語の「芸者」とは関係なく、珈琲豆の品種名です。元々はエチオピアで発見されましたが、ケニア、タンザニアを経て、コスタリカ、そしてパナマなどに導入されました。
農場の説明は2ページに渡ります。店の代表も一緒に写っています。
グァテマラ ラスロサス農園 ゲイシャ ウォッシュド。ハイローストなので、程よい酸味があって、バランスが良好な珈琲です。
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