この記事の続編です。
適正露出を測るためには、平均反射率18%を前提にした反射光式では限界があり、一台は入射光式の露出計があったほうがいいです。理由は(→こちら)。たしかに、入射光式の露出計で測って撮ると、RAW現像の時に明るさを調整する必要が少なくなります。
SEKONIC スタジオデラックスⅢ L-398Aは、私が生まれる2年前の1957年に発売された「スタジオS」から脈々と続いている露出計のスタンダードです。当初は受光素子にセレン光電池を使っていましたが、環境問題への対応から、現在はアモルファス光センサーになっています。光を受けると自ら発電するので、電源が要らないのがうれしいです。また、写真入門者がこれを使うと、シャッタースピードと絞りの関係の理解につながります。
コメント