カップ・オブ・エクセレンス(COE)は、魅力ある風味特性を持った高品質の珈琲=スペシャルティコーヒーの品質審査制度の一つで、コーヒー界のアカデミー賞(オスカー)とも言われています。エル インヘルト農園は、グアテマラでこのCOEの第1位を過去に幾度も受賞している有名な農園です。「パカマラ」は珈琲の品種名で、エルサルバドルの研究所で開発されました。マラゴジペ種(ティピカ種の突然変異種)とパカス種(ブルボン種の突然変異種)のハイブリッドで、とても希少な品種だそうです。
ちょっと説明が長くなりました。自分は希少で高級な豆よりも、リーズナブルな価格で普通においしい珈琲を志向していますが、今回は後学のためにこの高級な珈琲を飲んでみました。たしかに爽やかな酸味があって、果実を思わせるような上品な香りを感じました。
なお、COEを受賞するような豆は、独特な果実様の風味を活かすために浅煎りにするのが通常なので、「酸味は苦手!」という人には端から向かないかもしれません。
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