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もっと大きなサイズの「NELCCO(ねるっこ)」があればいいのに

富士珈機から販売されている「NELCCO(ねるっこ)」は、2016年に亡くなった森光宗男さん(珈琲美美のマスター)が考案したドリッパーで、糸のように細くお湯を落とす核心部分は「森光ドリッパー」と呼ばれています。ガラスサーバーの一番上の目盛を見ると3杯分(360cc)なので、主に家庭で使うことを想定していると思いますが、価格37,000円は家庭用としてはちょっと高めの設定かもしれません。私は2016年10月のイベントで、森光さん自らがデモをするのを見ることができました(下の写真)。

「NELCCO(ねるっこ)」のデモ

一度に500cc、あるいは1000cc抽出できるもっと大きなサイズのものを業務用として販売すれば、恩恵を受ける店が多いのではないかと私は感じています。珈琲の抽出にそんなに手間をかけられないけれど、それでもきちんと抽出したおいしい珈琲を提供したいという店(たとえばフレンチレストランなど)にはぴったりではないかと思います。そう言う私自身が、「珈琲のある暮らし」の構想のなかで、大きなサイズの「NELCCO(ねるっこ)」があればオペレーションが楽だなあと感じています。富士珈機さん、ぜひ前向きに検討をお願います。

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