私にとって今年のライブ納めは、音楽酒場すなふきんでの「いわさききょうこクリスマスライブ」でした。オリジナル曲とカバー曲を織り交ぜて、たっぷり20曲聴くことができ、ライブ後の打ち上げもとても楽しかったです。
セットリストのなかでは、ピコマコ時代の曲「砂時計」が特に印象的でした。東中野の「じみへん」や大島の「七草十花」で今までに何度か聴いたことがありますが、今年聴くのは初めてだと思います。スケールの大きさを感じるとてもいい曲です。ピコマコ時代の曲で音源になっていて現在買えるのは「PHOTOGRAPH」と「やわらかな月明かり」だけだと思うので、いわさききょうこソロバージョンとしてこの曲を次のアルバムの中に入れてほしいと思いました。
かまやつひろしさんの「青春挽歌」は、ライブでは初トライだそうです。Youtubeで見つけて、いい曲なので歌ってみようと思ったとのことで、このようにレパートリーを増やしてくれるのは実にうれしいです。
「キジトラの猫」は、いわさきさんが夢で見たことを詩にしてSNSにアップしたら、ノグチアツシさんが曲をつけてくれてできたものです。この曲を歌い始めてから、旅先で夜中に寝ている時にキジトラの猫がよく現れるようになったそうです。なんとも不思議な話です。
ジョンとヨーコの「HAPPY XMAS (WAR IS OVER)」もうれしい選曲でした。“War is over,if you want it” もっともっと強く願いたいと思います。
アンコールの2曲めは「いつか逢う日に」をみんなで歌いました。みんなが健康で、来年も一緒にライブを楽しめたらいいなあと思います。
珍しく髭をたくわえた常富喜雄さんは、自ら作曲した「あなただけを」と、猫の名曲「雪」を熱唱。
【セットリスト】
- アメイジング・グレイス
- 花嫁
- 明日の話をしたくなる
- キジトラの猫
- 青春挽歌
- 松屋の歌
- 今、僕のすべて
- 幻夏
- あなたの歌を聴いている
- 砂時計
- 終わらぬ夢
- 武者震い
- HAPPY XMAS (WAR IS OVER)
- きよしこの夜
- あなただけを(常富喜雄)
- 雪(常富喜雄)
- アンダンテ
- ふたりぼっち
- (アンコール1)命紡いで
- (アンコール2)いつか逢う日に
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