沖縄本島での戦跡巡りは主にレンタカーを使って移動しています。「ひめゆりの塔」のような有名な戦跡は別として、何の案内表示もなくポツンと存在する戦跡も多いので、GoogleMapのストリートビューを見て予習することが重要です。戦跡の位置の特定だけでなく、車を停める場所も、ストリートビューを見ながら事前に決めるようにしています。そして当日、車に乗ってからはカーナビが頼りです。最近のカーナビの音声案内は適切かつ親切でほんとに助かっています。
ただ、ここで問題なのは、沖縄の地名の読み方が難しいことです。飲食店なら電話番号を入力すれば一発で目的地の登録が完了しますが、戦跡の場合たいていは住所で目的地を登録します。だから、往訪予定の戦跡の住所はなんと読むのか、事前に調べておかないと困ったことになります。
少しずつですが、法則性がわかってきました。たとえば「金武(きん)」「喜屋武(きゃん)」「奥武(おう)」のように「武」は発音しない、「城」は「ぐすく」と読む、「読谷(よみたん)」「北谷(ちゃたん)」「谷茶(たんちゃ)」のように「谷」は「たん」と読む、「東・西・南・北」は「あがり・いり・ふぇー・にし」などです。ちょっとややこしいですが、波照間島のニシ浜は、西の浜ではなく、北(にし)の浜なのです。
【読みが難しい沖縄の地名の例】
- 勢理客(じっちゃく)
- 南風原(はえばる)
- 保栄茂(びん)
- 東風平(こちんだ)
- 十貫瀬(じっかんじ)
- 今帰仁(なきじん)
- 謝苅(じゃあがる)
- 饒波(ぬうは)
- 為又(びいまた)
- 饒平名(よへな) など
Wikipediaにある「沖縄県の難読地名一覧」は(→こちら)
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