『moment』は、「いわさききょうこから見て 最高にかっこいい人、リスペクトな人、一瞬を共有したい人をお迎えしてのライヴ」。8回目となる今回のゲストは、和歌山から、寺町ヨーコさんとミノハーポさんでした。和歌山の純喫茶リエールでいわさきさんがライブをした時に、そのオープニングアクトを務めたのがきかっけとのことです。常富喜雄さん曰く、「全国各地をライブをして巡っていると、それぞれの場所ですばらしい才能に巡り会えるのが楽しみ!」。
第一部は、いわさききょうこさんと常富喜雄さんのライブ。中盤に、「死んだ男の残したものは」「一匹のカニ」「鉄腕アトム」と、詩人・谷川俊太郎さんが作詞した曲が3曲続き、一気に谷川ワールドが広がりました。いわさきさんが歌う「鉄腕アトム」からは、地球の平和を守る決意が伝わってきて、こんなすがすがしく凛々しい「鉄腕アトム」を聴くのは初めてでした。
小室等さんのアルバム「プロテストソング」から、谷川俊太郎さん作詞の「一匹のカニ」を。
【いわさききょうこ with 常富喜雄 セットリスト】
◎は常富喜雄歌唱
- 君住む街へ 〜Tadami Line〜
- 幻夏
- 死んだ男の残したものは(作詞:谷川俊太郎・作曲:武満徹)
- ◎一匹のカニ(作詞:谷川俊太郎・作曲:小室等)
- 鉄腕アトム(作詞:谷川俊太郎・作曲:高井達雄)
- 松屋の歌
- ◎雪
- ふたりぼっち
休憩を挟んで、寺町ヨーコさんとミノハーポさんが登場。オリジナル曲は、どの曲も、日常的なごく普通の歌詞の中から人生の機微のようなものが染み出してきて、心に強く響きました。そして、ミノハーポさんのブルースハープの圧倒的な表現力に、雷に打たれたような衝撃を受けました。特に、アメージンググレイスは圧巻でした。
【寺町ヨーコ + ミノハーポ セットリスト】
- ヨウコソ
- あおむしとキャベツ
- やなせたかしのように
- 人間失格
- ブルースハープメドレー
- ワンピース
- TABERU
- ケンケンパ
- ユウヤケトカゲ
- アメージンググレイス(ブルースハーブ)
- アナタノコエヲキカセテ
最後は全員でセッション。寺町さんが中学生だった頃、ステージに立つ常富さんを見たことあるそうです。だから、アンコールではその当時の「猫」の曲「地下鉄に乗って」をみんなで歌いました。
【全員でセッション】
- サンフランシスコベイブルース
- 花嫁
- 愛の唄
- (アンコール1)地下鉄に乗って
- (アンコール2)いつか逢える日に
6月1日に行われたいわさきさんのライブ「でりさめっされんだな夜2019」には、当日名古屋で写真展をしていたので残念ながら参加できなかったのですが、その時に配られた「でりそめっされんだな箸」を、ようやくgetできました。価格は500円です。いわさきさん、忘れずに会場に持ってきてくれてありがとうございます。
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