品川インターシティホールで行われた「うりずんの歌 ツアー2019」東京公演 ~ややや!やな祭りスペシャル!~に行ってきました。「うりずんの歌ツアー」と恒例の「やな祭り」を合体させた贅沢なライブです。
メインテーマはアルバム「うりずんの歌」のツアーなので、当然、セットリストはこのアルバムの曲が中心になります。2人は「解散」の決断に伴って、アルバム収録曲を大幅に見直したそうです。「キムガナサ」「悲しみよ風になれ」「聞いてほしいこと」「ゆくい」といった既存の曲が収められたのも、その見直しの結果です。新旧すべての曲が、相方・家族・スタッフ・ファンなど、自分たちを取り巻くすべての人に向けた感謝のメッセージとして歌われています。その思いが、ヒシヒシと伝わってきました。
ライブ中盤に、バンドメンバーがステージを降りて、2人だけの弾き語りのコーナーがありました。大阪公演では「青い宝」と「キムガナサ」でしたが、東京公演では「空をこえて 海をこえて」と「聞いてほしいこと」を歌いました。いずれの曲も2人にとって特別で重要な曲です。あらためて、じっくりと聴かせてもらいました。
「やな祭り」では、毎年コントのコーナーがあります。古くは2010年青山円形劇場での「りおリオンビール」のやり取りや、2014年マウントレイニアホールでの天地真理になりきったりおちゃんの「恋する夏の日」が印象に残っています。そして、2015年からはパジャマとりやさんが企画に加わり、ストーリー性のあるものになりました。2015年の「優子ちゃん」と「のりおママ」、2016年の「ヤンクミ」と「龍之介」、2017年はドラマ名シーンでの「黒板五郎」など、個性豊かなキャラクターが登場しました。今回、スクリーン上ではありますが、「のりおママ」「龍之介」「黒板五郎」に再会できて嬉しかったです。
2人が目標にしてきた東京国際フォーラムでのライブがいよいよ現実のものとなります。来年2020年11月23日(勤労感謝の日)に、東京国際フォーラム ホールCで「やなわらばーラストライブ」が行われることが決定しました(→こちら)。ホールCの収容人数は約1,500人です。チケット発売後即完売になりますように。
【セットリスト】
- 悲しみよ風になれ
- 羽ばたき
- いちごいちえ
- 雨があがる前に
- 空をこえて 海をこえて
- 聞いてほしいこと
- 君が背負っているもの
- 未来図
- 想い
- モーカバナ
- 記憶の彼方に
- 君がいるから
- ゆくい
- 2人なら
- (アンコール1)「拝啓○○さん」
- (アンコール2)桜ちゅらり
【サポート】
- 斉藤哲也(キーボード)
- 鹿島達也(ベース)
- 坂田学(ドラム)
- 相知明日香(バイオリン)
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