12月2日に代官山LOOPで行われた「唄 -UTA- ~やなわらばー×松本英子~」に行ってきました。松本英子さんがパーソナリティを務めるラジオ番組にやなわらばーも何度か出演しているのですが、一緒にライブをするのは今回が初めてだそうです。
まず、オープニング・アクトは、Ryo Yoshinagaさん。高い歌唱力を持った人です。学生時代に80年代を中心とした洋楽に魅了されて歌を始めたそうで、ポップな雰囲気を醸し出しています。
【セットリスト】
- 星になる
- Distance
- スターチス
- mine
松本英子さんのライブを聴くのは初めてです。すらりと背が高く、透明感のある独特の歌声が魅力的です。この日は新旧の曲を織り交ぜたセットリストだったので、松本さんの魅力をベストアルバム的に味わえました。松本さんはデビュー20周年で、20周年記念アルバム「Coloring Book」も発売されています。
【セットリスト】
- Naturally Yours
- ツミキ
- おもいで
- 祈り灯
- サヨナラを待ってて
- Coming Home
- Squall
- 今年の冬
そして、やなわらばー登場。3曲目に歌った未発表曲「青い空と白い雪」は、めったに聴くことができないレアな曲で、私が聴いたのは、2016年1月24日の「やなわらBAR Vol.10~Rio’s Birthday Special~」以来の2回目でした。真冬でも最低気温が16〜17度という石垣島に雪が降る情景を思い描けるのは、故郷を離れて頑張ってきた2人ならではのことです。ぜひ、音源化してほしい曲です。石垣さんが弾いた鉄琴は、例の「緊張するオカリナ」と同様に最初はちょっと緊張しましたが(笑)、さすが石垣さん、しっかりとまとめてくれました。圧巻は「Silent Night」の超高音で、まさに石垣ワールドと言えるものでした。また、ボーカルという点では石垣さんにスポットが当たりがちですが、最近の東里さんのボーカルは、表現力にさらに磨きがかかってきたと思います。聴いていて、実に心地よいです。そして、アンコールで松本英子さんとセッションした「恋人がサンタクロース」のサビの部分の3人のハモリが、絶妙だったと思います。
曲の合間のMCでは、来年のラストライブへの思いを率直に語ってくれました。2人の本来の夢は東京国際フォーラムのホールAでライブをすることでしたが、ホールAは5,012席もあります。これよりも規模が小さいホールC(1,502席)でライブをせざるを得なくなった悔しさがよく伝わってきました。でも、ホールCをsold-outにすることを新しい目標にしているところが、2人らしい前向きな姿勢だと思います。石垣さんは、解散後ソロ活動になってからもホールAにこだわり、ホールAでライブができるようになったら、東里さんを招待したいと決意表明していました。
【セットリスト】
- 月
- 空をこえて 海をこえて
- 2人なら
- 青い空と白い雪(未発表曲)
- We Wish You A Merry Christmas
- Silent Night
- 粉雪(レミオロメンのカバー)
- 君がいるから
- ゆくい
- (アンコール)恋人がサンタクロース[松本英子さんとセッション]
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