ここ5年くらい、クリスマスの夜はいわさききょうこさんのライブで過ごすと相場が決まっています。そして今年も、音楽酒場すなふきんで行われた「いわさききょうこ X’mas Live2019」に行ってきました。魚沼、福島、奈良、松江など、全国各地からきょうこさんファンが駆けつけ満員御礼でした。また、ライブの前日には、いわさきさんの弟さんの結婚式があったので、関連する話題も豊富で、幸せな雰囲気をそのまま運んできたようなライブでした。
[第一部]
いわさきさん単独のステージ。一曲目の「ホーボーズ・ララバイ」は、茶木みやこさんとのライブツアーでよく歌う曲だそうです。「ホーボー(Hobo)」は、アメリカの不況時代に貨物列車に無賃乗車しながら仕事を求めてさすらっていた人たちのことで、この歌詞は、今の自分の心境にも通じる部分があります。「フラガール~虹を~」も最近よく歌う曲。逆境のなかにあっても希望が感じられます。
- ホーボーズ・ララバイ
- 明日の話をしたくなる
- アメイジング・グレイス
- いつもと同じ
- フラガール~虹を~
[第二部]
長崎出身のcozueさん登場!声量がたっぷりあって、伸びやかな歌声が印象的です。どんな曲でも自在に歌いこなしそうです。一曲目の「一緒に朝を待ちましょう」は、震災の後に作った曲だそうです。ニ曲目は曲名が決まっていないそうですが、力いっぱい歌うパワフルな曲です。
【セットリスト】
- 一緒に朝を待ちましょう
- 無題
- メトロ
- 影おくり(上奥まいこカバー)
- 帰っておいでよ
[第三部]
いわさきさんと常富さんのステージ。「あなただけを」は1976年に常富さんが作曲した楽曲なので、通常は常富さんが歌うのですが、今回初めていわさきさんが歌いました。前日の弟さんの結婚式で、いわさきさんが歌ったからです。結婚式の前後のいろいろな出来事が紹介されるなかで、なんと30年以上前に私がしでかしたのと同じようなミスが披歴されて、ちょっとびっくりしました。どんなミスか具体的に書くのは、ちょっと控えておきましょう。
常富さんは「地下鉄に乗って」と「雪」を歌いましたが、その合間のMCで、「こんな雄弁な常富さんを見たのは初めて!」というぐらいに熱く語りました。特に「夢 スター歌謡祭 春組対秋組 歌合戦」での「スパンコールの威力」の話に力が入っていました。こんなに常富さんが雄弁になったのも、結婚式の余韻でしょうか?
アンコールの最後は、「いつか逢う日に」をみんなで歌いました。いわさきさんはよく「80歳になっても歌い続けていたい」と話していますが、ぜひ毎年クリスマスライブをし続けてほしいです。私も頑張って長生きしたいと思います。来年のライブは、2020年12月19日(土)です。
【セットリスト】
- 今、僕のすべて
- 君住む街へ 〜Tadami Line〜
- 幻夏
- 武者震い
- あなただけを
- 地下鉄に乗って(常富喜雄)
- 雪(常富喜雄)
- はじまりの詩
- アンダンテ
- (アンコール1)松屋の歌
- (アンコール2)ふたりぼっち
- (アンコール3)いつか逢う日に
コメント