11月23日(月・祝)に東京国際フォーラムホールCで行われた「やなわらばーラストライブ~20年分のありがとうを込めて~」に行ってきました。新型コロナウイルス感染症対策のため、一度SOLD OUTになったチケットを一旦全部払い戻して、今度は入場者を会場のキャパシティの半分にして、2回に分けてライブを行うことになりました。2人にとって、「ホールA」(最大5,012席)でライブをするのが長年の夢だったのですが、「ホールC」(最大1,502席)を2回もSOLD OUTにしたのだから、「ほぼ目標達成!」と考えていいのではないでしょうか。
そして何よりも、新型コロナウイルスの感染拡大が心配されるこの状況下で、無事開催に漕ぎつけたのはすばらしいことです。これもひとえにスタッフの地道な努力のお陰だと思います。入場時の検温とアルコール消毒、チケット半券の裏面への住所・氏名・連絡先の記入、COCOAアプリインストールの依頼、場内での会話自粛の呼びかけ、そして密にならないようなきめ細かな誘導など、考えられる対策はすべて講じられていました。
ライブでは初期の頃のライブ風景の映像などがスクリーンに映し出され、セットリストもどちらかというと初期の曲が多めでした。そして、随所にファンやスタッフやその他の関係者への感謝の気持ちが表現されていました。最後に、東里さん→石垣さんの順に解散の挨拶があると、ああ、これで本当に解散なんだという思いが込み上げてきました。アンコールはなく、2人は左右に分かれてステージを降りました。私のなかで、一つの時代が幕を下ろしたんだと感じました。
私がYoutubeの動画でやなわらばーの存在を初めて知ったのは2009年の秋頃で、その後は、2人の曲をiPod Classicのアルバム単位のシャッフルでずっと聴き続けていました。初めて2人のライブに行ったのは、2010年3月24日に渋谷のduo MUSIC EXCHANGEで行わた「Live MessengerS vol.3」でした。やなわらばーの20年の歴史の半分くらいしか知りませんが、この10年間いろいろと辛いことを乗り越えられたのは、やなわらばーの歌が自分を支えてくれたお蔭だと感謝しています。
最後に、BEGINの栄昇さんも言っていたように、「優良(ゆう・りお)」で、また戻ってきてほしいと思います。まあ、その前に、石垣さんはソロで頑張ってください。引き続き応援します。
【セットリスト】
- 青い宝
- 月明かり
- 花キラキラ
- 夢を見た
- 心音
- いちごいちえ
- サクラ
- 「拝啓◯◯さん」
- 夏空の下
- 聞いてほしいこと
- モーカバナ
- キムガナサ
- 君がいるから
- ゆくい
- 空をこえて 海をこえて
【サポート】
- ベース:鹿島達也
- バイオリン:相知明日香
- ピアノ:山本隆二
- ドラム:楠均
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