昨日「音楽酒場すなふきん」で行われた「いわさききょうこクリスマスライブ vol.6」は、ぜひとも会場で聴きたかったのですが、いろいろな理由で、オンラインライブ配信を視聴することにしました。私にとっては今年のライブの締めくくりになりました。
■1st stage(16:00-18:00)
第一部でいわさきさんが使ったのはナイロン弦のサカタギター。金属弦とは違うとても柔らかな音色です。第一部は、カントリー・ミュージックから、ジュリーのカバー、そしてアニメ主題歌と、実に多彩な内容で、特に「サザエさん」はとても爽やかでした。
【セットリスト】
- 君住む街へ 〜Tadami Line〜
- 花のように
- シルバー・ウイングス(カントリーミュージック)
- 君をのせて(沢田研二のカバー)
- 命紡いで
- サザエさん(アニメ主題歌)
- ふたりぼっち
1曲目と2曲目は、舞台女優の西嶋咲紀さんによる中原中也の詩の朗読とのコラボ。朗読の迫力に圧倒されました。「愛の唄」は、いわさききょうこ企画 『Moment』vol.8で共演した寺町ヨーコさんの曲。来年の春にリリース予定のいわさきさんの新しいオリジナルアルバムに、この曲も入れる予定だそうです。
【セットリスト】
- 広がり逝くソラ(コラボ)
- 時風(コラボ)
- 愛の唄(寺町ヨーコのカバー)
- あなただけを(常富喜雄)
- 諸行無常
- 悪魔か菩薩
- 今、僕のすべて
第一部
できたばかりでまだタイトルも決まっていない新曲は、心温まる優しい歌詞でした。常富さんがMCで話した「去年が一昨日くらいに感じる」という言葉は、私もまったく同感で、昨年のクリスマスライブがついこの間の事のように感じます。「少しずつ良くなっていけばいい」といういわさきさんの言葉にも、まったく同感です。
【セットリスト】
- 無題(新曲)
- The Water is Wide(スコットランド民謡)
- 幻夏
- 花嫁(はしだのりひことクライマックスのカバー)
- 寒い冬(小室等のカバー)
- 帰らざる河(マリリン・モンローのカバー)
- 明日の話をしたくなる
第二部
再び西嶋咲紀さん登場。中原中也の詩の朗読とのコラボでした。ライブ終盤の「どうしてこんなに悲しいんだろう」「Imagine」「アンダンテ」、そしてアンコールの「いつか逢う日に」という流れは、今年のライブの締め括りとして最高でした。そして、来年のクリスマスライブの日程が、2021年12月25日(土)に決まりました。その頃にはコロナ禍が収束していて、会場で楽しめることを祈ります。
【セットリスト】
- 夜葬曲〜悠久の風(コラボ)
- 時風(コラボ)
- 星唄
- 武者震い
- 雪(常富喜雄)
- どうしてこんなに悲しいんだろう(吉田拓郎のカバー)
- Imagine(ジョン・レノンのカバー)
- アンダンテ
- <アンコール>いつか逢う日に
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