学生時代にウジェーヌ・アジェの写真集を見て大きな衝撃を受けた私は、その後ずっと、自分もこういう写真を撮りたいと思い続けてきました。
1899年10月にパリ・モンパルナスのカンパーニュ・プルミエール街17番地乙に引っ越してきたアジェは、アパートのドアに手書きの「芸術家の資料(documents pour artistes)」という看板を掲げ,芸術家に写真を売る生活を始めました。
芸術性を追求するのではなく、ただ資料として撮られた写真に、なぜ高い芸術性が認められるようになったのか?。若い頃の私の拙い文章ですが、その理由を書いたつもりです(→こちら)。
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