この記事の続報です。
胃酸過多気味なので、胃酸の分泌を促す食品をできる限り控えようかと思っています。でも、コーヒーを控えるのはちょっと辛いので、最近話題になっているカフェインレスコーヒーやデカフェを試してみようかと考えています。デカフェは、英語のDecaffeination(脱カフェイン)から来ているそうです。誤解のないように書いておくと、カフェインは大量に摂取しなければ安全な成分で、プラスの薬効もあると思っています。ただ、今は胃酸の分泌を抑えるためにカフェイン摂取を減らそうと考えているのです。
コーヒー豆からカフェインを除菌する方法は、大別して3通りあるそうです。
- ダイレクトコンタクト法
- 二酸化炭素抽出法
- スイスウォータープロセス
ダイレクトコンタクト法
塩化メチレン(ジクロロメタン)などの低沸点の有機溶媒と水の混合液に生豆をつけてカフェインを抽出し、加熱して溶媒を完全に飛ばす方法。メチレンの沸点は39.6℃なので、豆の温度が200度以上になる焙煎過程で塩化メチレンはなくなるとされています。
二酸化炭素抽出法
温度と圧力をかけて超臨界状態にした二酸化炭素をコーヒー生豆に接触させ、カフェインを抽出する方法(超臨界二酸化炭素抽出法)。
水蒸気にて水分を含ませ約2倍に膨張させたコーヒー生豆を、液体二酸化炭素につけ、気圧65~70バール、温度20~25℃にし、カフェインを溶かしださせ除去する方法(液体二酸化炭素抽出法)
スイスウォータープロセス
生豆をお湯に浸すとコーヒー成分が溶け出します。この中からカーボンフィルター等を使用してカフェインを選択的に抽出し、カフェインを除去した後で豆を再度抽出液に浸して風味を戻す方法。
どの方法もコーヒー豆にいろいろな処理を加えるので、コーヒー本来の味が変わってしまわないか、ちょっと心配ではあります。カフェインレスの生豆を焙煎する前に、とりあえず焙煎した豆を買って飲んでみようと思います。(続く)
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