多彩な内容のBlog、問題を原点から問い直すOpinion、社会について深く考えるConsideration、そして【Analog】と【Digital】がメインギャラリーのPhotoGallery α

Blog

「事実上の」という言葉について

この記事の続報で、これは私の個人的なつぶやきです。Twitterでは字数の制限があるので、ここでつぶやきます。

少し前から、ニュース番組などで「事実上の選挙戦」という言葉をよく耳にします。それ以外には「事実上の倒産」という言葉もよく使われます。正しい意味で使われていればいいのですが、ただなんとなく枕詞として「事実上の」と付けている場合もあるのではないかと勘繰ってしまいます。

「事実上の」の意味は「正式にはまだ確定していないが、実態としては」といったことだと思います。対義語は「法律上の」や「規則上の」です。英語では、「デファクト・スタンダード」でお馴染みの「de facto」です(元々はラテン語)。

選挙戦について言えば、「選挙の公示はまだだが、党首や議員が選挙の準備を始めているので実質的に選挙戦が始まっている」といった意味だと思います。倒産については、「まだ法的倒産手続きなどが始まっていないが、実質的にすでに破産状態にある」といった意味だと思います。

そういった文脈で使っていればいいのですが……。

コメント

この記事へのコメントはありません。

サイト内検索

アーカイブ

人気記事

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4

    剣状突起

  5. 5
  6. 6
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6

SNS等へのリンク

関連記事

PAGE TOP