これまでに「石垣島まつり」には2015年・2016年・2019年と3回行ったことがありますが、昨年はコロナ禍の影響でリアルなイベントはなく、ライブも無観客で配信のみになってしまいました。そして、今年の第57回石垣島まつりも、イベントは市庁舎の壁面への屋外プロジェクションなどごく限られたものになり、ライブもコラボ企画・BEGIN「沖縄からうた開き!うたの日コンサート2021 in 石垣島」の配信となりました。ただ、卒業すると島から離れてしまう人が多い地元の高校の3年生だけが会場に招待されました。ライブの出演者は、金城弘美、ATHE DANGANEEDS、Meli ARAKI、そしてBEGINです。生のステージの臨場感には及びませんが、配信の視聴でも、十分に石垣島の雰囲気が伝わってきました。なお、BEGIN chにアーカイブが残されていますので、いつもで見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=fOnamFiqi8M
■オープニングの八重山民謡
- デンサー節
- めでたい節
■金城弘美
17歳で八重山古典民謡最優秀賞受賞。安室流協和会師範。2015年12月にソロアルバム「美童の海」をリリース。八重山の青い海のような澄んだ声に癒されました。
- 美童の海
- 月ぬ美しゃ
- パーマ屋ゆんた
- くにぶん木の花
■ATHE DANGANE
石垣島在住の18歳の4人組。憧れのアーティスト達への最大限のリスペクトを持って自分達なりのロックンロールを作っていこうと活動しているバンド。パワフルで高い表現力を持っていると感じました。
- ラブソングじゃ退屈
- 憎めないあのこ
- 蚊族
- 畑ブルース
- ドキドキランデブー
■Meli ARAKI
ペルーのリマ生まれリマ育ちの日系4世(うちなんちゅー4世)。沖縄からペルーへ移民した祖先への愛と尊敬から、自らのルーツを求め、 2018年春リマから沖縄へ移住し、今年春より石垣島在住。沖縄とラテンの文化が融合した踊り出したくなるようなライブでした。
- ONE
- Volare
- Stand by me
- Chocolate okinawa
■BEGIN
最後に「マルシャ ショーラメドレー」が控えていることもあってか、代表曲中心のセットリストでしたが、それでも貫禄のステージでした。もはやBIGINは、一アーティストというよりも、八重山の文化そのものになっていることを感じました。
- 防波堤で見た景色
- 海の声
- 三線の花
- 涙そうそう
- 島人ぬ宝
最後は全員で50分間ノンストップの「マルシャ ショーラメドレー」。ラテンネイティブのMeli ARAKIさんが大活躍したほか、八重山商業、八重山農林、八重山高校の校歌も歌われました。
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