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今なぜNikon F5?(その2)

この記事の続編です。

35mm判のフィルムカメラは高校1年からずっとNikon F2 Photomicを使い続けていますが、Nikon D850のような今どきのデジタル一眼の操作に慣れると、レンズ側のピントリングや絞りリングとボディ側のシャッター速度のダイヤルをそれぞれ回す昔のカメラの操作が面倒に感じてきます。今どきのデジタル一眼なら、カメラを持った手はそのままで、右手の人差し指と親指を動かすだけでたいていの操作が可能です。

Nikon F5 と Nikon F2 Photomic

まだまだフィルムで撮り続けるつもりなので、ほんとうはNikon F6がほしかったのですが、中古でも15万円以上するのでとても買えません。ふとシューウインドウの隣を見ると、F5ならAB (良品)クラスで5万円しないことに気づきました。F5はフィルムカメラのフラグシップ機としてNikonが気合を入れすぎたためか、あまりに重厚長大なボディになって、中古市場では人気がないようです。一方、プロも愛用するコンパクトカメラRICOH GR1vも魅力的ですが、こちらはなかなか中古市場に出てこないようです。

そんなことを考えている時に、最近ぜんぜん使っていないスペクトロマスターC700がけっこう高値で売れることを発見しました。結果的に、スペクトロマスターC700を売ってF5を買うと、お釣りが返ってきました。

その3に続く。

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