3月1日に放送された第84話では、もう少しでるいと算太が再会という寸前に算太が逃げてしまい、「それきり算太はひなたの前に姿を現しませんでした」というナレーションも流れたので、算太が安子とるいの和解の糸口となる可能性は低くなったと思います。ただ、ナレーションは「ひなたの前に」と言っているので、るいの前に現れる可能性がまったくゼロという訳ではありません。
ここまでのストーリーを踏まえて、再度勝手に予想してみたいと思います。
安子とるいが和解できる時期は?
AIが歌う主題歌「アルデバラン」の歌詞には「君と私は仲良くなれるかな この世界が終わるその前に」とあるので、たぶんノストラダムスの大予言の1999年7月より前には、安子とるいは和解できるのではないかと思っています。1999年には安子は74歳になっています。
荒物屋あかにしの赤螺清子がキーパーソンになる?
大阪編を除いて岡山編と京都編に登場している荒物屋あかにしの赤螺清子が、キーパーソンになる可能性はかなり高いと考えています。(その1)に書いたように、安子がアメリカで歌手になっているという説を私は支持していて、安子が歌っている場面が、荒物屋あかにしの店頭のテレビに映し出され、たまたま来店していたるいが、赤螺清子と一緒にそれを観ることから、かつてご近所だったことが明らかになるのではないでしょうか。すでに安子は亡くなっているような気がしますが、安子のアメリカの家族(子供や孫)と会うために、るいやひなたはラジオ英語講座での勉強を再開するのではないかと思います。
トミー北沢がキーパーソンになる?
トミー北沢はトランペッターとしてかなり有名になっていて、新作のオリジナルアルバムを企画中。何かのきっかけで錠一郎とるいに再会すると、錠一郎が曲を書きためていることを知り、錠一郎が作った曲をオリジナルアルバムに入れたいという話になる。その時、ちょっと話がそれて、アメリカで日本人女性の歌手が「On the Sunny Side of the Street」を歌っているという話題になる。レコードのジャケットを見たるいが、その歌手が母の安子だと気づく。ジャケットの隅には「最愛の娘るいへ、I love you.」と書かれている。
ビリーがキーパーソンになる?
またビリーが来日して、ひなたと再会する。実はビリーは安子の孫だった。でも、この展開はちょっと強引すぎる気がします。ビリーは孫ではないけれど、安子とるいの再会に重要な役割を果たすのかもしれません。
ロバートが来日する?
安子が亡くなり、遺品をるいに手渡すためにロバートが来日する。ロバートはまず岡山の雉真繊維を訪ね、勇からるいの住所を聞いて京都にやってくる。ロバートの説明によって誤解が晴れる。遺品のなかには、幼いるいがクレヨンで書いた、安子とロバートとるいが並んでいる絵も含まれていた。これは最もありそうだけど、ドラマの展開としては平凡すぎるかも……。
安子が亡くなっているという前提の予想が多いですが、どうして私がそう思うかは以下の理由からです。
- 「るい編」のキャッチコピーは「あなたがいたから私です」で、「いたから」と過去形になっているから
- 安子の性格からして、生きていれば絶対に最愛の娘るいに会いに来ると思われるから
- 上白石さんがクランクアップしたのは安子編が終わってすぐだったので、今後安子の出番は多くないはずだから(ただし、早い時期に収録していたり、歳をとった安子を別の女優が演じる可能性も……)
- 特殊メイクで年老いた安子を登場させると、安子の可憐なイメージが壊れてしまいかねないから
さて、どんな展開になるのでしょうか?とても楽しみです。
【追記】この記事にあるNHK関係者の話では、「映画」と「おまじない」が伏線回収のヒントになるそうです。あんこのおまじないを知っている人は、安子、るい、ひなた、算太、モモケン、錠一郎、ロバートくらいでしょうか?あと、安子の親友だった豆腐屋さんの水田きぬも気になります。
【さらに追記】荒物屋あかにしと岡山でご近所だったことがわかる件のキーパーソンは、なんだか小夜ちゃんのような気がしてきました。
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