連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の今後の展開を勝手に予想してきましたが、いよいよ最終回まであと4週間となったので、これまでに書ききれなかった予想をまとめておきたいと思います。
安子とるいの和解のためには、安子がロバートのプロポーズを断ったことがるいに伝わらなければなりませんが、それをるいに説明できる人物は、当事者の安子とロバートの2人しかいません。なぜなら、安子編のラストがあまりに急展開だったので、安子は他の誰か(たとえば親友のきぬちゃん)に、そのことを話す時間はなかったはずだからです。ということで、安子かロバートとるいが再会しない限り、この誤解は解けないと思います。
しかし、ちょっと考えてみてください。誤解が解けるということは、自分の思い違いで母に「I hate you」と言ってしまったのだという事実を、るいに突きつけることでもあります。たぶん、るいはその場に泣き崩れてしまうでしょう。だから、誤解は明示的には解けないほうがいいのかもしれません。一方でるいは、安子の残したものや、母として生きてきた自らの経験から、安子が自分を捨てたのではないこと、何か深い事情があったのであろうことを悟ると思います。それでいいのではないでしょうか?
以下は、私の勝手な予想です。
ある日の明け方、るいは夢をみます。夢の中に子供の頃のひなた(新津ちせ)が出てきます。るいが話しかけると、ひなたは「もう来ていらん。二度と会いとうねえ」と言います。ひなたが前髪を上げると、額には大きな傷がありました。さらにひなたは言い放ちます。「I hate You.」………、ここで、るいは目を覚まします。るいはすべてを悟り、あの日のことを深く悔やみます。
何年か後に、るいと家族は、みんなでアメリカに行きます。目的は安子のお墓参りです。るいは安子の墓前で「On the Sunny Side of the Street」を歌います。そして、錠一郎は辿々しいけれど、トランペットを吹きます。
私は、こんな終わり方を予想しています。
【追記】なんだか、安子のお墓参りには、五十嵐くんのお父さんも一緒に行くことになりそうな気がしてきました。
コメント