このブログを動かしているWordPressにはさまざまな機能を追加するプラグインが用意されていて、それぞれ最新のバージョンにアップデートしながら使っています。ところが最近、プラグインのアップデートが失敗することが多くなってきました。どうやら、デフォルトではレンタルサーバーの共用領域にプラグインの更新時の一時ファイルを作る仕様になっているのが良くないようです。
ということで、このサイトの内容を参考に、wp-config.phpの最後に以下の行を追加して、一時ファイルの作成場所を自分の使用領域内のディレクトリに明示的に指定することにしました。
define(‘WP_TEMP_DIR’, dirname(__FILE__) . ‘/wp-content/temp/’);
このうち「dirname(__FILE__)」というのは、指定したファイル(__FILE__
の値)の親ディレクトリのパスを取得する便利な関数です(→こちら)。
wp-config.phpは、WordPressの動作の根幹となる重要なファイルなので、慎重に従来のファイルの名前を変更してバックアップしたうえで、1行追加した新しいファイルをアップロードしたところ、正常に動作し、プラグインのアップデートの失敗も起きなくなりました。
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