日本のメディアの多くはエリザベス女王の国葬を肯定的に伝えていたようですが、私はちょっと物の見方がひねくれているからか、かなり違和感を感じながら見ていました。私の違和感というか、疑問は……、
- バッキンガム宮殿やウィンザー城などの莫大な価値の資産を一つのファミリーが独占的に所有していることに対して、 イギリス国民は不公平だと思っていないのだろうか?
- 国葬の費用が税金で賄われることを、イギリス国民は無条件に許容しているのだろうか?
- エリザベス女王の遺産をチャールズ新国王が相続するにあたって、通常なら40%の税率が課せられる相続税を免除されるとのことだが、これに対しても不公平だという声は上がらないのだろうか?
何度も繰り返しになって恐縮ですが、「王」は、この寓話に登場する「ウマにまたがり棍棒を腰に吊るした小男」の末裔なのです。
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