2016年10月1日に開かれた「コーヒーの日」スペシャル企画 d SCHOOL 「わかりやすいコーヒー」の(第二部)で、ダフニの桜井美佐子さんが「入社した会社に襟立博保さんがいて平織りネルを使っていたので、業務用は平織りネルなんだと思っていました。東京に来たら綾織りネルを使う人が多くてびっくりしたのを覚えています」と発言されたのを、今でも印象深く覚えています。
イベントが終わって家に帰ってから、改めて各店で買ってきたネルフィルターをチェックすると、たしかに倉敷珈琲館や珈琲美美など襟立さんの流れを汲む店は平織りなのに対して、カフェ・ド・ランブルや大坊珈琲店など東京の店は綾織りでした。
さて、現在私が家で使っているネルフィルターは平織りと綾織りが混在していて、気分で使い分けています。珈琲の味は……、私の舌のレベルでは、有意な差は感じられないです。
左が平織り、右が綾織りで、どちらも内側起毛(丸太衣料製)。
どちらを使うかは、その時の気分で。
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