中1の時、この小説が読みたいがために旺文社の「中一時代」を買っていたほどだったのですが、小説のタイトルも忘れてしまっていました。先日ふとしたことから、タイトルが「奇妙ユーモア小説『迷子通り』」だと分かりました。作者は喰 始さん、挿絵は佐々木 マキさん。
比喩を多用した喰 始さんの文章と、独特の雰囲気が漂う佐々木 マキさんの挿絵。中学生の私にはとてもインパクトが強い作品でした。ストーリーの細部はあまり覚えていませんが、「キリスト」や「人さらい」などの登場人物が印象深く記憶に残っていて、「ああ、終わってしまった!」と寂しい思いがした最終回は鮮明に覚えています。
1972年の「中一時代」はヤフオクなどに出品されることもあるようなので、注意して探してみたいと思います。中野の「まんだらけ」にあるかもしれませんね。
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