ドリップ中の注湯量や経過時間の特定のパターンのことを、最近は「レシピ」と呼ぶようです。そして「レシピ」で主に使われる注湯の単位は「cc」ではなく「g」のようです。
レシピで何gと言った場合、私は抽出された珈琲の重さだと思っていたので、サーバーだけをスケールに載せる(上の写真)のだと勘違いしていましたが、そうではなく注いだお湯の重さを管理しようとしているので、ドリッパーもサーバーも全部スケールに載せる(下の写真)のが正解のようです。
業務でドリップする場合は再現性が重視されるのでこういう管理も必要かもしれませんが、その一方でドリップする時の条件はいろいろ変わるので、何がなんでもレシピ通りを押し通すよりも、粉の膨らみ方などを目で見て、変化に即応して注ぎ方を変える方がおいしい珈琲を淹れられるような気がします。それに、珈琲の味の多様性を引き出す意味でも、いろいろな注ぎ方を試した方が楽しいと思います。
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