AirPods Proは、Apple製端末との相性が考え抜かれているので、Appleユーザーにとっては実にすばらしいイヤホンです(→こちら)。少々騒がしい場所でも、ノイズキャンセリングモードにして静かなBGMを流しておけば、作業に集中できます。ただ、自宅のMac miniで作業をしながら音楽を聴いているような場合には、次のようなことを感じます(不満というほどのことではないのですが……)。
- 外部音取り込みモードでは、マイクで拾う外部音が少し不自然に聴こえる
- 耳に装着しているという感覚が常にあって、長時間付けていると疲れる
ということで、自宅でのながら聴き専用機の候補として、今話題になっている「骨伝導イヤホン」を、ヨドバシの店頭で試聴してみました。骨に振動を伝えるだけあって、耳(の前)に当たる部分はビリビリと振動しているのにびっくりしました。慣れれば気にならなくなるとは思いますが……。人気機種だけあって、Shokzがいいなあと思いましたが、コーデックがSBCにしか対応していない点がちょっと引っ掛かりました。所詮「ながら聴き」なので音質は重視しないと言っても、Appleユーザーとしては「せめてAACには対応していてほしい」と思います。
さらに探していると、オーディオテクニカ ATH-CC500BTという機種を見つけました。骨伝導ではなく、軟骨伝導という新しい経路によるもので、AACコーデックにも対応しています。いろいろレビューを読むと骨伝導よりも音質がいいようですが、残念ながら店頭で試聴できなかったので自分の耳で確認できませんでした。
ただ、AirPod Proに強い不満があるわけではないので、物欲を我慢しながら、もう少し様子をみようと思います。
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