最近は下の写真のような環境で、リチャード・ドーキンスを読み進めています。私が『利己的な遺伝子』や『盲目の時計職人』などを熱心に読んだのは1993年頃なので、30年ぶりくらいになります。もう一度ドーキンスを読もうと思ったのは、私の次のような疑問に対して、人間という種の遺伝子レベルで何かヒントが得られそうだと思ったからです。
- 古代文明の王たちはどうして絶大な権力を持ちえたのか?
- 一般庶民はどうして王の支配に従ったのか?
- 人間はどうして宗教(特に一神教)を信じるようになったのか?
- 苦痛や負担が大きい宗教的儀式を、人間はどうしてこんなに熱心に執り行うのか?
『神は妄想である』の第5章を読んでいて、上の問いに対するかなり核心に近いヒントが得られたような気がします。
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