南風原文化センターには沖縄戦に関する資料がたくさん展示されています。
米軍のM4A2中戦車(通称シャーマン)の砲台部分。
弾の破片で破れた着物。
ひめゆり学徒による飯上げの様子を再現した人形。
陸軍病院壕20号の病室の様子を再現した人形。
病院の撤退と青酸カリの配布について。
青酸カリに関する証言。
南風原村民の戦死状況。村民の約44%にあたる3,505名が亡くなっています。
第32軍司令部が首里から南部に撤退した5月27日以降に、南風原町から南部に避難して亡くなった人が圧倒的に多いのがわかります。
戦没者の名簿。
下の表は1950年に沖縄県援護課が発表した沖縄戦の死亡者数です。
分類 | 死亡者数 |
---|---|
県外出身日本兵戦死者 | 6万5908人 |
沖縄県出身軍人・軍属 | 2万8228人 |
戦闘に参加・協力して死亡した住民 | 5万5246人 |
一般住民 | 3万8754人(推定) |
合計 | 18万8136人 |
沖縄戦における住民犠牲については(→こちら) |
このような悲惨な歴史を繰り返してはならないです!
私の基本的な考えは以下の通りです。
- 人と人が殺し合ってはならない。
- 人を殺すための道具を持ってはならない。
- 武力に対して武力で対抗してはならない。
- 「抑止力」は最も危険な「導火線」である。
世界中から紛争や戦争がなくなることを心から願っています。私がこれまでにこのブログで国や戦争について書いてきた文章へのリンクはこちらです。
【追記】
〜人、〜民族、〜教徒といった具合に、人にラベルを貼ることをやめれば、今世界各地で起きているような争いは起きないでしょう。ラベル貼りの習性は、たぶん、太古の昔の初期人類の進化の過程から生まれたものだと思いますが、それを自由と平等の理念によって乗り越えてこそ、人間の人間たる所以ではないでしょうか。
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