通常は豆15gくらいから120〜150ccの珈琲を抽出しますが、デミタスは同じ量の豆から50ccくらいしか抽出しないとても濃い珈琲です。かつての大坊珈琲店の「ブレンド4」は豆25gから50cc抽出でした。
それだけ濃いと苦味が尖っていて飲みにくいと思われがちですが、きちんと焙煎された豆から抽出すると、とろっとした丸みのある苦味を味わうことができます。私はだんぜんデミタス派です。
家にあるカフェ・ド・ランブルのドゥミタッスカップは、残念ながら最も古いタイプではありません。ランブルの店内で撮った下の写真が、芸術品とも言えるドゥミタッスカップ。デザインは故関口一郎さん。
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