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「感謝しかない」という表現に違和感がある

スポーツなどで立派な成績を挙げた人がインタビューを受けた時に「◯◯(家族など)には感謝しかないです」と言うのを最近よく聴きますが、私としては、この「しかない」という表現に違和感があります。

「しかない」には、次のような用例があると思います。

  • 1個しかない → 残りがわずかであることを強調する時の言い方
  • Aしかない → A、B、C〜と何種類もあることが想定されていたのに、実際にはAの1種類だけだった時の言い方

「感謝しかない」はたぶん2番目のパターンで、「いろいろな気持ちがあるなかで、今感じているのは感謝だけです」という意味なのでしょう。でも「しかない」は、語感的に少ないというネガティブなイメージが強いので、こういうポジティブな気持ちの表明には相応しくないような気がします。

「どんなに感謝してもしきれないです」、あるいは「感謝の気持ちでいっぱいです」だったら、私としては違和感なくスッと心に入ってくるのですが、皆さんはどうでしょうか?

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